千野静のカリフォルニア通信

米国西海岸に在住していた研究者のブログ

iOS9にすると外付けキーボードのCommand+Spaceの言語入力切り替えが効かなくなる

AppleのiPad miniを使用しているのですが、iOS9に最近アップデートしました。

 

しかしこのOSには大問題があります。サードパーティー製の外付けキーボードを使用している場合、英語→日本語、日本語→英語の言語入力切り替えがCommand+SpaceキーだったものがControl+Spaceキーに変更になっています。

 

私のBelkinのキーボードはControlキーがありません。ハードウェアキーボードを使用しての言語切り替えができなくなりました。

 

このAppleのユーザーを無視したやり方はどうにも我慢なりません。

 

エンジニアがこんなのやってみました的にしたことなのかもしれませんが。

 

Commandキーは昔は別名、Apple キーと呼ばれていてとても重要なキーでした。キートップからアップルマークが無くなった昨今のMacBookシリーズですが、その機能は脈々と現在まで受け継がれていました。

 

私がApple IIciを使い始めた1990年から現在までずっとCommand+Spaceキーが言語入力切り替えのキーコンビネーションでした。

 

キーボードの上のAppleの魂ともいえるCommandキーの機能をSpotlightのために捨て去るとは。OS Xではキーコンビネーションの変更ができるからいいのですがiOS ではそうはいきません。(今回のiOS9ではCommand+SpaceキーがSpotlightの立ち上げにキーアサインが変更されたのです。)

 

ジョブズが亡くなって4年。Appleは間違った方向に進み始めているように感じます。