千野静のカリフォルニア通信

米国西海岸に在住していた研究者のブログ

クラウドのストーレージ利用

クラウドコンピューティング、便利になりすぎるといかんと思いながらも最近はよく利用している。一分一秒を無駄にできない仕事をしている時はクラウドストーレージは助かります。

 

最近知ったのですが、私の大学全体のシステムには容量無制限で無料で使えるクラウドストーレージのサービスがありました。

 

大学が教育と研究で、その魅力をアピールしていくためにも、競争に勝たなければならないとすると、こうしたサービスを大学が提供する事は理にかなってといえるでしょう。

 

また、大学のネットワークに接続されるコンピューターはMac, Windowsに限らずネットワーク上ですべて自動でバックアップコピーがとられます。

 

不意のアクシデントでコンピューターがクラッシュしてもファイルは完全にコピーされています。ユーザーがバックグラウンドのバックアップコピーのその存在を感じることはありません。ひとたび、不意のクラッシュが起こってもIT部署に電話すると担当者がコマンドを叩いてすべてのファイルをコピーしてハードディスクに入れて持って来てくれます。AppleのTime machineみたいな機能と言えばわかりやすいかもしれません。規模が大きいですが。

 

こうしたサービスは大学の職員が研究に集中できるバックアップ体制としての安心感があります。また、やり取りされる添付文書などもアンチウイルスソフトで安全性がすべてチェックされています。

 

コンピューターのクラッシュで書類が失われたらその何時間も何十時間もの労働が吹き飛んでしまいます。クラッシュする事はある確率で防げないものとすると、バックアップシステムはその被害を最小限にしてくれます。

すごい世の中になったものです。